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「"認知症800万人"時代 母と息子 3000日の介護記録」を観ました [近況]

11月23日のNHKスペシャル「"認知症800万人"時代 母と息子 3000日の介護記録」を観ました。
まずは、この番組を制作されたNHK、並びに番組ディレクター 相田さんに敬意と感謝を申し上げます。
今回、このような介護現場を映像化し公表されました事は、大変意義のある事で
認知症介護の様々な場面に役立つと思います。

私は長年、老年精神障害者(認知症も含む)病院施設等で、介護の経験が有り
症状としては理解しており、数々の場面を見て参りました。
その結果、介護に必要なものとして「衛生状態を保つこと」「適切な栄養補給(水分も含む)」
「笑顔」の3つの要素が必要だと考えています。
えいせい、えいよう、えがお で、「介護のスリー“えー”」と私は呼んでいます。
これらは全て当然のことでもありますが、症状悪化の予防策にもなります。

認知症はもはや、他人事では済まない時代になっています。
認知症の人と共に生きていく時代を、知恵と工夫で乗り越えて行ければと思います。


タグ:NHK

認知症ケアに関心のある方へ [近況]

ようやく暖かくなって来ました。いかなごの釘煮を作って春を楽しんでいます。
知る人ぞ知るですが、いよかんの皮を刻んでいっしょに煮ると、とっても美味しいですよ!

さて、先月24日に京都アスニーへ『NPO京都府認知症グループホーム協議会主催の第5回 市民フォーラム』に
行って参りました。

最近のグループホームを取り巻く状況も変わってきているんだな~と思いました。
ホームに働くスタッフの皆さんも、在宅介護をされているご家族の皆様も、本当に大変です。
高齢者が増え、認知症患者さんが300万人を超えるという時代になっています。
知恵を出し合って、より良い介護環境が構築されていくことを願わずにはおれません。


今月10日(日)には彦根市の、『第4回 認知症あったかフォーラム』に行って来ます。
最近はあちこちで認知症の講演会が開催されています。認知症に関心の有る方は、
お住まいの市町村介護福祉課や、認知症の人と家族の会等に問い合わせると
情報をいただけると思います。


3月20,21日にNHK教育(Eテレ)の「ハートネットTV」20時~より、認知症を取り上げた番組が有ります。
関心の有る方は必見オススメです!

古い本ですが、認知症と認知症ケアについて書かれた、医学書院発刊の
”アルツハイマー病の妻とともに”(著アルフレッド フールマン 訳 那須 弘之)は、
認知症と認知症ケアの理解に大変有効だと思います。


うさぎ屋の活動は、来月報告の予定です。
今月も頑張って行きたいと思います!

タグ:認知症
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ノロウイルスにかかってしまいました [近況]

初めてノロウイルス感染症で一週間寝込んでしまいました。
嘔吐、下痢が酷く、こんなにひどい症状になるなんて思いもしませんでした。
今まで病院で患者さんを看てきましたが自身が体験して改めて病気は“辛い”の一言です。
幸い、一週間で回復しました。


ノロウイルス感染症の感染対策には、言うまでもなく“手洗い”は最重要!
嘔吐物や下痢便の処理・取り扱いも重要な感染対策の一つですね~。マスクやエプロンの着用も必須!
“ノロウイルスにはアルコール耐性がある”。なんて情報はもう今や常識ですね。
家庭では、ハイターを活用して下さい。スプレー式のもあり便利ですよ。
トイレの掃除やドアノブや洗面台をひと拭きするだけでも効果があると思います。
台所の水廻りの掃除は言うまでもないですね。

こまめに手洗いと、お掃除をして、ウイルスの経口感染をストップしましょう。
ウイルスゼロは無理ですが、減量作戦で家族感染防止対策ですね。

罹ってしまったら、くれぐれも脱水症にご注意ください。
“飲まず、食わず”の状態は放置せず、直ぐに病院受診を!


ところで、認知症ケアではオムツはずしや、弄便(ろうべん)の問題がありますが、
この感染対策と言う観点からも、オムツはずしを防止するということは大切だと考えます。
私の経験から疥癬(かいせん)の感染対策にも、弄便(ろうべん)防止は必要だと考えています。

うさぎ屋の“白寿”がケアを受ける人とケアをする人、皆様のお役に立てますようにと願って居ります。